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Kono.  

 

アーティスト名

日本出身の現学生。
竹・平和・日本文化の三要素を軸に活動するアーティスト/クリエーター。

幼少期より国際的な環境で育ち、異文化の中で過ごす経験を通して、日本人としてのアイデンティティと向き合うようになる。また、世界各国の社会問題や紛争に触れる中で「平和とは何か」を問い続け、日本文化と平和の概念を融合させた表現を探求している。

竹との出会いは、大阪・関西万博にて通訳として勤務した際に出会った竹建築のパビリオンに深い感銘を受けたことに始まる。

現在は全国各地の竹林に足を運び、深刻化する放置竹林問題と向き合いながら、竹を用いたアート制作を通して、環境・文化・平和をつなぐ新たな視点を探求している。

さらなる想い

新しい環境、新しい人々との出会い。

変化に次ぐ変化のなかで、日々は忙しなく過ぎていき、立ち止まり、自分自身を見つめ直す余裕さえ失いかけていた。

そんな時、私は竹と出会った。

竹は、細く、しなやかでありながら、内部に節を持ち、地中深く根を張ることで驚くほどの強靭さを保っている。
風に揺らいでも折れず、互いに支え合いながら、まっすぐに立ち続けるその姿は、私にとって「生き方のメタファー」そのものだった。
柔軟でありながら、折れない生き方。
VUCAの時代を生きる私たちは皆、竹のように生きるべきだと思った。


そんな竹は、日本の文化に深く根付き、かつて人々の暮らしに欠かせない存在だった。

しかし、プラスチックの普及とともにその需要は激減。

各地で放置竹林による環境問題が深刻化し、

今や、「厄介者」や「害」として語られることも少なくない。

だからこそ、もう一度、竹に光を当てたい。

竹を身近な存在として捉え直し、活用の可能性を広げていくことは、環境面においても持続可能性への貢献につながると信じている。

​ここで一つ紹介したい言葉がある。

「竹の天井(Bamboo Ceiling)」

主に欧米社会において、東アジア系の人々が能力を持ちながらも昇進や意思決定の場に到達できない、見えない障壁を指す言葉だ。

女性の昇進を妨げる「ガラスの天井(Glass Ceiling)」になぞらえて生まれた概念である。

 

私はこの言葉に、もう一つの意味を重ねたい。
「竹の天井」を越えていくこと。
固定化された価値観や境界線を越え、竹の持つ美しさや可能性を、文化や地域の枠を超えて解き放つこと。

竹の魅力を、日本を超え、アジアを超え、世界へ、発信していきたい。​

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